【インタビュー解禁】日本アニメからの影響や続編の日本ロケ構想も!カールティーク・ガッタマネーニ監督オフィシャルインタビュー到着!
いよいよ今週末、8月21日(金)の公開が迫る映画『Mirai 運命の戦士』。
この度、本作で監督・脚本・撮影の三役を務めるカールティーク・ガッタマネーニ監督のオフィシャルインタビューが解禁されました!
監督は子どもの頃から日本のアニメが大好きで、本作の表現方法には『NARUTO -ナルト-』や『ドラゴンボール』から受けたインスピレーションが随所に生かされていると語っています。
さらに、およそ1年半にわたる準備期間を費やしたというハリウッド大作に匹敵するVFXの制作秘話や、すでに制作が決定している続編『Mirai 2』において「日本でのロケ撮影を行いたい」という驚きの構想まで、日本のファン必見の熱いエピソードが満載です。
アメコミ映画ファンからアニメファンまで、すべての映画ファンの興奮を呼び覚ます全く新しいスペクタクル体験がいかにして生み出されたのか。ぜひインタビュー全文をご覧ください!
▼監督オフィシャルインタビュー全文はこちら▼
Q1. 「アショーカ王の9つの聖典」という歴史的要素を、現代のアクションと融合させた理由は何ですか?
監督:アショーカ王については、学生時代からさまざまなことを学んできました。彼の生涯や功績を調べていく中で、「九つの書」という伝承に出会ったのです。伝説では、それらは九人の守護者に託されたとも語られています。 もちろん、本作は完全なフィクションです。しかし、「もしアショーカ王が未来へ残そうとした知識が本当に存在したとしたら、それはどのような書物だったのだろう」と考えたことが、この物語の出発点になりました。 そこで私は、それぞれの書に異なる力や役割を与え、なぜ九冊に分けて守られなければならなかったのかを想像しました。そして、もし九つすべてが一人の手に渡ったなら、その人物は神にも等しい力を手にし、世界を支配できてしまうのではないか――そんな発想へと発展していったのです。 この設定には、インド古来のタントラ思想や神秘思想、さらには「音」の力に関する考え方など、インド文化に深く根ざした要素を取り入れています。単なるスーパーヒーロー作品ではなく、インドの歴史や神話、精神文化を世界へ発信したいという思いがありました。 また、この壮大な伝説があるからこそ、それに立ち向かうスーパーヒーローの存在にも必然性が生まれると考えました。観客が「なぜ今、このヒーローが必要なのか」を自然に受け入れられる物語にしたかったのです。 アショーカ王を題材に選んだ理由もそこにあります。彼は仏教をはじめとする思想や知識をインドの外へ広めようとした、歴史上でも非常に特別な王でした。その影響はインド国内にとどまらず、日本や中国を含むアジア、さらには世界へと及んでいます。だからこそ、彼は「アショーカ大王」と呼ばれ、今なお世界史に大きな足跡を残しているのです。
Q2. ハリウッド大作に匹敵するVFXと、日本アニメからの影響について教えてください。
監督:私は子どもの頃から日本のアニメが大好きでした。『NARUTO -ナルト-』や『ドラゴンボール』の孫悟空は、アニメーションだけでなく、物語の作り方という面でも私に大きな影響を与えてくれた存在です。 『Mirai』を手がけるにあたって、作品の根底にはインドの神話や文化をしっかりと据えながら、その表現方法には日本の作品から受けたインスピレーションを数多く取り入れています。特に『NARUTO -ナルト-』から受けた影響は非常に大きく、作品づくりの随所に生かされています。 VFXは決して一人で作り上げられるものではなく、チーム全員で築き上げるものです。そして、私たちはVFXを見せるためだけに使うのではなく、本当に必要な場面でのみ活用することを大切にしました。 映像表現を完成させるまでには、およそ1年半にわたる準備期間を費やしました。音の力がどのように伝わるのか、「Mirai」のエネルギーがどのように飛び、対象へ到達するのか――そうした一つひとつの表現について、何度も試行錯誤とテストを繰り返しながら磨き上げていきました。 同じように、劇中に登場する鳥の表現にも膨大なリサーチと開発を重ねています。羽根の質感や構造、風や水、雪の中でどのように動き、反応するのかまで物理的な視点から徹底的に研究しました。 こうした細部へのこだわりと長い研究開発の積み重ねが、リアリティとファンタジーを自然に融合させた本作の映像表現につながっています。
Q3. 続編『Mirai 2』で、日本での撮影が行われるという噂は本当でしょうか?
監督:先ほどもお話ししたように、日本はこの作品を作るうえで、私にとって常に大きな影響を与えてくれた国です。 『Mirai 2』の舞台は、本作とは異なる世界――私たちが「パーターラ・ローカ(地下世界)」と呼ぶ世界になります。その世界を表現するために、ぜひ日本で多くの撮影を行いたいと考えています。 日本には、他では見ることのできない独特で美しい風景が数多くあります。そうした景観は、『Mirai 2』の幻想的な世界観を描くうえで、とても魅力的なロケーションになると思っています。 もちろん、それが実現できるかどうかは、予算やスケジュールなど、さまざまな条件次第です。しかし、機会があれば、ぜひ日本で撮影を行い、その素晴らしい風景を『Mirai 2』の世界に取り入れたいと思っています。
Q4. タイトル『Mirai』に込めた想いと、日本の観客へのメッセージをお願いします。
監督:インド映画はいま、新たな時代へと歩み始めています。私たちは国境を越え、世界中の観客に届く物語を届けたいと考えています。そして『Mirai』も、日本の皆さんの心に響く作品になればと願っています。 インドと日本には、文化や価値観の面で多くの共通点があります。だからこそ、この作品は日本の皆さんにもきっと親しみを感じていただけると思います。 タイトルの『Mirai』は、日本語で「未来」を意味します。この作品には、「未来を切り拓くためには、誰かが一歩を踏み出さなければならない」というメッセージが込められています。 私自身も、これまで多くの日本映画や日本の映画監督から大きな影響を受けてきました。その作品や表現から学んだことは、私の映画づくりの大切な礎となっています。 ぜひ劇場で『Mirai』をご覧いただき、この作品が描く冒険や感動、そして未来への希望を楽しんでいただけたら嬉しいです。8月21日に、日本の皆さんと劇場でお会いできることを心から楽しみにしています。
本作は8月21日(金)より、新宿ピカデリーほか全国ロードショーとなります。
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カールティーク・ガッタマネーニ監督

